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本事業について

医療現場から創出される大規模な医療リアルワールドデータを適切に解析して役立てるために、高い専門性を持って意味あるデータを抽出・形成し、課題にマッチしたデータ分析を行える総合力と実践力を有する人材が求められています。

本事業では、電子カルテシステムの普及やデータ収集基盤の社会的整備に伴って創出される大規模な医療リアルワールドデータについて

  1. データ特性・意義やバイアスを理解し、
  2. データ標準化と変換及びクレンジングにより解析可能な形式のデータベースに構築し、
  3. 具体的な医療課題解決と知見創成に必要なデータ処理技術を習得し、
  4. それを自ら実践でき指導者層にもなりうる人材

を育成し、種々の医療生データを素材として実践的技術と知識を修得できる教育コースを設置します。

この人材育成事業は以下の大学機関が連携して行う事業です。

 代表校:東京大学(大学院医学系研究科・東京大学医学部附属病院)
 連携校:筑波大学・富山大学・自治医科大学
 協力校:国際医療福祉大学

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本教育プログラムの特徴

この教育プログラムは以下のような特徴を持ったプログラムです。

【1】多様な医療の大規模生データ(10万件以上)を実際に扱う複数の研究機関のデータ解析現場に常駐し、直接スタッフとともに大規模生データを解析する「データ実地研修科目」を必修とします。

【2】医療データを扱う実務経験者も対象に、匿名加工後データを医療機関外で扱う人材も養成します。

【3】大規模データ収集・クレンジング・解析を一人で行う技術を習得した上で、役割分担できるチームを編成して課題解決するために、データ分析の実務マネジメント力を養う科目を設定します。

【4】本プログラムで利用する大規模な生データを対象に、履修生と議論を行いながら実際に匿名加工を行います。また、適切な手法で匿名加工した成果物の一部は、今後の大規模医療データを使用する新たな教育リソースとして公開し、後続の他の人材育成事業でも活用できる教育資源とします。

【5】仕事に従事中の医療職者や企業に勤務する社会人を対象にするため、必修科目はすべて平日18時以降か土曜に開講します。

また、本教育プログラムでは実践科目・知識科目・実地研修科目の合計9科目の教育カリキュラムを新たに開発するとともに、以下の2つのコースを立ち上げます。

・一般履修コース  :開設時期 2020年度4月 履修期間2年 履修者数 2020年度10名(予定)
・インテンシブコース:開設時期 2020年度4月 履修期間1年以内 履修者数 2020年度8名(予定)

この人材育成事業は2019年度文部科学省の医療データ人材育成事業に、東京大学が代表校となって応募し採択されたもので、現在2020年度の講義開講に向けて準備を始めています。文部科学省の本事業に関するサイトはこちらです。